渋滞しらずの電車(BTS、MRT)が便利!
タイ、バンコク市内は交通渋滞がひどいことで有名で、特に平日の通勤・通学ラッシュは主要道路は車がとても混んでおり、タクシーに乗ったら、「深夜なら10分の場所へ1時間以上かかってしまった。。」なんて場合もあります。
そんなバンコクで移動にとても便利なのが、「BTS(高架鉄道)、MRT(地下鉄)、APL(エアーポートリンク)といった電車」であり、数分間おきくらいで本数も多く走っているので、これを有効活用することがスムースで快適な旅をするのに役立ちます。
このページではバンコクでの電車の乗り方や注意点などについてご紹介させていただきます。
❤目次❤
- バンコク市内の移動に便利な電車!
- MRT(バンコクメトロ)とは?
- BTS(スカイトレイン)とは?
- APL(エアポートリンク)とは?
- タイの国鉄ってどうなの?
- バンコク電車利用の注意点!
- 今後、路線が延びてますます便利に!
バンコク市内の移動に便利な電車!
タイ、バンコク市内を観光で利用するのには、以下4つの電車があって、数分間隔でどんどん車両が回ってくるので、車の交通渋滞に悩まされずにスイスイ移動することができます。
また、今後数年間をかけて、バンコク市内で路線を大幅に拡張していく計画があり、これからますますアクセスが良くなっていことが見込まれています。
※タイの国鉄については、↓下のほうで後で補足説明させていただきますが、バンコク市内の移動ではなく中距離、長距離(アユタヤ、パタヤ、チェンマイなど)の移動目的で利用されることが多いようです
①MRT(バンコクメトロ)
②BTS(スクンビット線)
③BTS(シーロム線)
④APL(エアポートリンク)
【路線図(2019年7月時点)】
※引用元リンク:「SAKURA SERVICE」さんホームページより
(タイ・バンコクでの「荷物発送」、「送迎」、「通訳」サービスをされているのでご興味ある方はご確認ください)
MRT(バンコクメトロ)
先ほどご紹介した路線図にある『水色の路線』がMRT(バンコクメトロ)となっており、メトロというとおり地下鉄なのですが、一部地上に出る区間もあります。
北のほうの「バーンスー(Bang Sue)」から「フワランポーン(Hua Lampong)」までを結んでおり、途中の主要駅としては、「スクンビット(Sukhumvit)」、「シーロム(Silom)」があります。
また、2019年8月時点では、「フアランポーン駅 (Hua Lamphong)」からさらに路線が延びまして7つの駅が開業しており、中華街:ヤワラート(①ワット・マンコーン駅)や王宮地区(③サナームチャイ駅)にも電車最寄駅からのアクセスが良くなって非常に便利になりました。
【延伸された7駅】
①ワット・マンコーン駅 (Wat Mangkon)
②サームヨート駅 (Sam Yot)
③サナームチャイ駅 (Sanam Chai)
④イッサラパープ駅 (Itsaraphap)
⑤ター・プラ駅 (Tha Phra)
⑥バンパイ駅(Bang Phai)
⑦バンワー駅(Bang Wa)
【電車のチケットと乗り方】
【トークン】
【プリペイドカード】
また、電車のチケットについては、まずひとつ目は、毎回乗るたびに使い切りの『トークン』というチケットがあり、上の写真の左側の黒色のコインのようなものになります。
購入方法は、MRT駅の窓口か自動券売機で行き先の駅を指定して「トークン」を購入します。
乗り方について、「乗る時は改札機でタッチ(タッチはカードと同じ箇所)」、「降りるときは改札機でトークンを返す(自動販売機のコイン投入口みたいなのがあります)」という流れになります。
ふたつ目は、プリペイドで事前にお金を支払ってチャージをして何度も利用できる『プリペイドカード』というのがあり、上の写真の右側のようなカードになっております。
改札口で入る時、出るときは、改札機でカードのマークがついている箇所に、日本の「Suica」、「ICOCA」と同じようにタッチして改札機ゲートを通過します。
初回購入時に、最低料金として180バーツかかるのですが、「チャージ(電車代として使う)が100バーツ」、「デポジットが50バーツ」、「手数料が30バーツ」という内訳になっております。
※チャージ金額をもっと入れたいときは2,000バーツまで可能です。つまり、300バーツチャージするなら、初回購入で「380バーツ」支払うことになります。
※使い切れなかったチャージ料金とデポジットの50バーツは、帰国時などに駅の窓口でカードを返却すれば返金してくれるようです。
「YouTube:ユーチューブ」で、「Master Channel」さんがMRTの乗り方を紹介されている以下の動画が分かりやすかったので、こちらも合わせてご確認ください。
BTS(スカイトレイン)
BTS(スカイトレイン)は高架鉄道でバンコクの主要道路沿いに走っており、上のほうでご紹介した路線図にある『キミドリ色の路線』がBTSスクンビット線と、『青色の路線』がBTSシーロム線という2つの路線があります。
※路線は2つありますが、同じBTSなので連結している駅でそのまま乗り換えできますし、チケットはもちろん共通です。
※例えば、東京の電車でいうと、同じJR線で山手線から中央線に乗り換えるようなイメージ
BTSスクンビット線はバンコク北部の「モーチット(Mochit)」から南部の「ベーリング(Bearing)」までを結んでおり、途中の主要駅としては、「サイアム(Siam)」、「ナナ(Nana)」、「アソーク(Asok)」があります。
※ドンムアン空港利用の方は、「モーチット(Mochit)」までタクシーやバスで移動して、そこで電車に乗り換えてバンコク市内へ向かうという人も多いです
BTSシーロム線は、MBKというショッピングモールのある「サナームキラーチャート(National Stadium)」から南部の「ウォンウィアンヤイ(Wongwian Yai)」までを結んでおり、途中の主要駅としては、「サイアム(Siam)」、「サラデーン(Sala Deang)」、「サパーンタクシン(Saphan Taksin)」があります。
【電車のチケットと乗り方】
【使い切りカード:Single Journey Card】
【rabbitカード:チャージ型】
BTSのチケットはカードタイプになるのですが、『毎回乗るたびに使い切りのカード(Single Journey Card)』、『料金をチャージするプリペイドカード(rabbit card)』の2つのタイプがあって乗り方が違うので注意してください。
「使い切りカード(Single Journey Card)」は、駅の窓口か自動券売機で行き先の駅を指定して購入します。
改札口に入る時はプリペイドのカードと同じように、改札機にある丸い箇所にカードをタッチして入場します。
降りる駅で改札機の外に出るときには、改札機にあるカードの差し口にカードを入れて改札機ゲートを通ります。
(降りるときはカードは入れたらそのままカードは出てこないです)
「プリペイドカード(チャージ型)」は、入る時も出るときも改札機のカードマークがある箇所にタッチして出入りするかたちになりますので、SuikaやICOCAと同じようなイメージです。
※以下の改札機の写真にある、ブルーの丸いカードの絵がある箇所にタッチしてください
BTSのプリペイドカード(チャージ型)は「rabbitカード」というICカードになるのですが、BTSの駅窓口で買うことができる日本の「Suica」、「ICOCA」のようなカードになります。
初回購入時に、最低料金として300バーツかかるのですが、「チャージ(電車代として使う)が100バーツ」、「デポジットが50バーツ」、「手数料が150バーツ」という内訳になっております。
※BTSの「rabbitカード」も使い切れなかったチャージ料金とデポジット(50バーツ)は駅の窓口で返却すれば返金されます。(パスポート提示も必要なので注意)
「rabbitカード」は、ショッピングモールのフードコートや一部のコンビニなどでも利用できる場所があってとても便利なので、うまく活用していただければと思います。
「YouTube:ユーチューブ」で、「TJ Channel」さんがBTSの乗り方、使い方を紹介している動画があるので、特にバンコクが初めてという方はぜひチェックしてください。
APL(エアーポートリンク)
上のほうでご紹介している路線図の『赤色の路線』がAPL:エアーポートリンクという路線になり、スワンナプーム国際空港とバンコク中心部をつなぐ電車になります。
約15分間隔で電車は走っており、バンコク市街地の終点:パヤータイ(Paya Thai)駅まで約30分程度でついてしまうので、早いですし非常に便利です。
特にスーツケースなどの大きな荷物がない旅行者の方は、この電車で移動するのがスムースかもしれません。
電車のシステムとしてはMRTと非常に似ている(同じ?)ので、電車の乗り方はMRTのところを参照いただければと思いますが、チケットは黒いコインのような「トークン」を購入するかたちになります。
以下の「でいぜろバンコクさん」のYouTube動画が非常にわかりやすかったので、参考にしていただければと思います。
(この動画は「スワンナプーム空港の紹介」ということで、APL以外の説明もあるのですが、9分30秒くらいのところからAPLの説明になります。タクシーの乗り方もご紹介されているので、あわせてご確認ください)
タイの国鉄ってどうなの?
タイには100年以上の歴史を持つ国鉄の電車があり、クルンテープ駅からタイ国内の各地に電車が出ております。
※「バンコク」というのは海外向けの呼び名であり、現地のタイ語では「クルンテープ(=バンコク)」が正式名称のようです
※国鉄クルンテープ駅(バンコク駅)は、MRTのフアランポーン駅から徒歩ですぐの場所です
タイの国鉄は、「アユタヤ」、「チェンマイ」、「パタヤ」といった中距離、長距離の遠いエリアへ移動するための交通手段で、数時間をかけて寝台列車で移動するような利用目的になります。
ディーゼル機関車など古い型式の列車があったり、食堂車がある寝台列車なども現役で走っており、日本の鉄道ファンなどには人気がある乗り物なので、時間に余裕のある方は旅の思い出に是非一度乗ってみるのも良いかと思います。
また、現在は「eTSRT」というWEBサイトがあり、インターネットの公式ホームページで事前にチケットを予約できて便利なので、ご興味ある方は確認してみてください。
バンコク電車利用の注意点!
①通勤・通学時間帯はかなり混雑する!
朝や夕方の通勤・通学の時間帯はかなり混雑しますので、これは日本も同じかもしれませんが、その覚悟はしておいたほうが良いです。
②電車の行き先に注意!
「電車の行き先=終点駅」が自分が降りたい駅の進行方向なのかをよく確認して、逆方向の電車に乗ってしまわないように注意しましょう。
駅名はすべて英語表記がありますし、電車内でのアナウンスでも英語で駅名の説明がありますので、ボーっとして通り過ぎないように気を付けてください。
(全ての車両ではないですが、電車内の路線図で駅が光るようになっているものがあり、今どの駅にいるか分かる車両もあります。※BTSの説明の写真を参照ください)
③窓口、自動券売機の混雑に注意!
通勤・通学の時間帯であったり、そもそもバンコクは観光客が多いということもあり、駅の窓口や自動券売機が並んでいて待たされる場合があります。
(特に、アソーク駅やスクンビット駅などたくさんの人が集まる駅)
チケットを買うための混雑を避けるためにも、窓口が空いているときにプリペイドカードを買っておいたほうが、サクッと移動できますので便利ではあります。
④空港からの移動に注意!
スワンナプーム空港はAPLの直結駅があるので市内へ電車で移動ができ、ドンムアン空港もモーチット駅まで移動すれば電車で市内に向かうことができます。
ただ、特にスーツケースや大きな荷物がある場合には、「ラッシュの時間帯で、混雑した電車やホームできゅうくつ。。」、「別の電車に乗り換えが必要で面倒」、「最寄駅からホテルが遠い。。」といったデメリットもあるかと思います。
空港との移動については、多少のお金がかかっても快適に移動したいという方は、タクシーで移動したほうが良いかと思います。
⑤プリペイドカードの有効期限
BTS、MRTともにプリペイドカードには有効期限があり、発行から2年間利用しないと残高を含めて失効してしまうようなのでご注意ください。
2年以内に再度バンコクへ旅行する機会がなさそうな方は、帰国時に返金してもらったほうが良いかと思います。
(念のため、返却時にはデポジットの金額は返金されますが、当たり前ですがカード発行手数料は帰ってきません)
今後、路線が延びてますます便利に!
バンコク市内を走る電車は、今後どんどん路線を拡張していき駅もたくさんできるので、ますます便利になっていくことが見込まれております。
2020年には、SRTレッドラインという電車が開通して、ドンムアン国際空港に直結駅ができるので、ドンムアン空港からのアクセスも非常に良くなります。
電車での移動をうまく活用して、皆さんが快適にバンコク観光を楽しんでいただきたいと思います!
タイ、バンコクへ行こう!
タイ、バンコクと言えば、ニューハーフのグローバルNo.1、まさにニューハーフ世界の聖地と言っても過言ではないでしょう。
また、ニューハーフのお店以外も含めて、バンコクはまさに「夜遊びの楽園」と言えるほどたくさんのスポットやお店があります。
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バンコクへの旅をお考えの方は、ぜひ以下リンクのページから詳しい情報をご覧になってください。
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